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財団法人経済産業調査会 出版案内
分類現代産業選書
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日本の技術革新の活性化

−頭脳立国を目指して−


藤末 健三 編著
江藤 学  著

発行 1999年 10月 A5判 210ページ

本体 2,500円(+税)  送料 実費

ISBN4-8065-2615-0

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経済のグローバル化が進展し、国際的な大競争時代(メガコンペティション)が本格化するなか、我が国においては少子化・高齢化が進展するにつれて、労働力人口の減少及び貯蓄率の低下に伴う投資の減少が見込まれています。このような状況下において、産業・経済の持続的発展を維持し、活力あふれた経済社会を実現する上で無限の資源である技術の創出を始めとする創造的活動の果たすへき役割は、極めて大きいと言わざるを得ません。

本書は、これまで一般に「技術革新」と訳されてきた「イノベーション」を「新しい技術の創出等の創造的活動によって生み出された新しい財やサービスが社会に普及し、経済社会の変革がもたらされること」と定義し、「イノベーション」が次々に起こる社会を実現するために技術政策として、今後どのような視点から何をなすべきかについて検討を行ったものです。



主要目次

はじめに

1.日本の技術革新の現状

  A.21世紀型経済の新潮流と日本経済の構造的課題
  B.日本経済における技術の役割
  C.産業の競争力と技術革新

2.技術革新における政府の役割

  A.技術革新に係る民間活動への政府の介入
  B.技術政策の潮流

3.イノベーションをめぐる我が国の問題点

  A.創造的活動の不足
  B.社会(市場)における競争環境の未整備等
  C.創造的活動を支える基盤の未整備

4.今後の技術政策に関する新たな視点

  A.企業・個人に主眼を置いた技術政策の展開
  B.イノベーションの実態に立脚した技術政策体系の再構築
  C.情報化・サービス化の進展に対応した政策対象の拡大
  D.政府や企業の新しい戦略の立案を支援する研究の充実

5.施策の具体的方向性

  A.企業・個人の創造的活動に対するインセンティブの付与
  B.社会(市場)ニーズを反映した技術の開発の促進とその円滑な普及
  C.創造的活動を支援する「基盤」の整備
  D.情報化・サービス化の進展に対応した政策対象の拡大

6.新たな技術政策の展開

  A.21世紀における産業技術の役割
  B.産業技術政策を取り巻く最近の動き
  C.これからの産業技術政策の重点

7.今後の検討の方向

終わりに

英文サマリー New Industrial Technology Policy

(資料1)我が国の産業技術政策の沿革
(資料2)各国における技術分析の代表例
(資料3)各国における「戦略」の例



 bookinfo@chosakai.or.jp

 http://www.chosakai.or.jp/books/

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