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産業構造ビジョン2010
−我々はこれから何で稼ぎ、何で雇用するか−
経済産業省経済産業政策局産業再生課 編

発行 2010年 7月 16日  B5判 400ページ

本体 2,857円(+税)  送料 実費

ISBN978-4-8065-2856-2

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産業構造審議会では、「今後日本は、何で稼ぎ、何で雇用していくのか」について検討をすすめ、今般「産業構造ビジョン2010」を取りまとめました。

今回の「産業構造ビジョン2010」では、世界の中での日本の産業の現実を直視し、世界の主要プレーヤーや、成長市場、競争を支配する鍵の大きな変化を示した上で、これに対する「日本の産業の現状と課題」を徹底的に分析しています。

これらを踏まえて、今後日本の産業が付加価値を獲得していくための方向性、大きな成長の可能性のある戦略分野、そしてグローバル化する中で我が国が付加価値と雇用を獲得していくための横断的政策を提示しています。

日本経済・産業の行き詰まりは一過性のものではなく、1.「産業構造全体」の問題、2.企業の「ビジネスモデル」の問題、3.一企業ではどうしようもない、国の「ビジネスインフラ」の問題の3つの構造的な要因が存在していると分析しました。

現在の我が国経済・産業の深刻な行き詰まりを直視すると、政府・民間を通じた「四つの転換」が必要です。 第一に、産業構造の転換です。今後は戦略五分野として、1.インフラ関連/システム輸出、2.環境・エネルギー課題解決型産業、3.文化産業、4.医療・介護・健康・子育てサービス、5.先端分野の強化による成長の牽引を提言しています。

第二に、企業のビジネスモデル転換の支援です。「技術で勝って、事業でも勝つ」ビジネスモデルに転換しなければなりません。

第三に、「グローバル化」と「国内雇用維持」の二者択一の発想からの脱却が必要です。

第四に、政府の役割の転換が必要です。「市場機能を最大限に活かした、新たな官民連携」を構築しなければなりません。

今後、日本経済の行き詰まりを打開し、再び日本経済を成長軌道に載せていくためには、国と企業の壁、省庁の壁、国と地方の壁を越えて、グローバル大競争時代に打ち勝つ戦略の構築と実施が不可欠です。

「産業構造ビジョン2010」は、こうした戦略となることを目指して策定されたものです。是非ご一読ください。


主要目次
何故今、「産業構造ビジョン2010」なのか 〜国民の皆様へのメッセージ〜
経済産業大臣 直嶋 正行

0.問題意識

I.日本の産業を巡る現状と課題
 1.日本経済の行き詰まり
 2.行き詰まりの背景
 3.諸外国の産業政策の積極化

II.今後の産業構造と横断的施策の方向性(求められる4つの転換)

III.今後の戦略分野
 1.インフラ関連/システム輸出
 2.環境・エネルギー課題解決産業
 3.文化産業立国
 4.医療・介護・健康・子育てサービス
 5.先端分野

IV.日本の産業を支える横断的施策
 1.日本のアジア拠点化総合戦略
 2.国際的水準を目指した法人税改革
 3.収益力を高める産業再編・新陳代謝の活性化
 4.ものづくり「現場」の強化・維持
 5.付加価値獲得に資する国際戦略
 6.新たな価値獲得を生み出す研究開発の推進
 7.産業全般の高度化を支えるIT
 8.産業構造転換に対応した人材力強化
 9.成長を創出する産業金融・企業会計

V.市場機能を最大限活かした新たな官民連携

VI.主要産業
 1.製造業
 2.エレクトロニクス・IT産業
 3.エネルギー産業

VII.多様な地域経済の発展モデル

VIII.我々はこれから何で稼ぎ、何で雇用するか

別冊1.主要産業
 1.製造業
 2.エレクトロニクス・IT産業

別冊2.多様な地域経済の発展モデル(事例集)

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