分類:産業一般/産業政策 |
|
|||||||
|
「成熟」と「多様性」を力に 経済社会ビジョン |
|||||||
伊藤 元重 監修 経済産業省 編 発行 2012年 11月 16日 A4判 390ページ 本体 2,857円(+税) 送料 実費 |
||||||||
|
はじめに 第1部 総論編 〜価格競争から価値創造経済へ〜 ━━━━━━━━━━━━━━━ 第1章 我が国の経済社会の現状 ━━━━━━━━━━━━━━━ 1.「やせ我慢」の縮小経済 (1)企業の生み出す付加価値の低迷 (2)雇用環境の悪化・将来不安の増大による国内消費の低迷 (3)交易条件の悪化 2.現状を放置した場合のリスクシナリオ (1)円高等による根こそぎ空洞化のおそれ (2)国債の国内消化が限界となるおそれ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第2章 目指すべき経済社会と政策の基本的方向 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.戦後から現在に至るまでの我が国の成長モデル 2.目指すべき経済社会ビジョン 3.政策の基本的方向 ━━━━━━━━━━━━━━ 第3章 今後取り組むべき政策 ━━━━━━━━━━━━━━ 1.「価値創造」を通じた潜在内需の掘り起こしとグローバル市場獲得 (1)企業戦略の転換(価格競争から価値創造競争へ) (2)グローバル展開の推進(海外の成長果実の取り込み) (3)新産業創出と産業構造の転換(「一本足」から多様な稼ぎ頭の「八ヶ岳」構造へ) 2.「多様な人的資本」による「価値創造」の実現 (1)多様性によるイノベーションの創出(ダイバーシティ・マネジメント) (2)価値創造をリードする人材が育つ環境作り (3)円滑な労働移動(多様な人材の能力最大限発揮) 3.急速な産業空洞化を回避し価値創造社会への転換を実現する間の時間軸調整 (1)「守り」の対策 (2)持続可能な社会保障制度 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第4章 経済産業構造と就業構造のシミュレーション ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.経済産業構造・就業構造の変化 (1)日本の産業構造の変化 (2)産業構造変化の国際比較 (3)就業構造の変化 2.2020 年までのマクロ経済 (1)マクロ動向 (2)経常収支動向 3.2020年の産業構造 4.2020年の就業構造 (1)マクロ動向 (2)産業別の就業者数の変化 (3)産業内の職種変化 (4)男女別の職種・賃金の見通し (5)業種別の職種・賃金の見通し (6)所得分布の変化 第2部 施策編 〜「攻め」の経済産業政策〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第1章 「価値創造」を通じた潜在内需の掘り起こしとグローバル市場獲得 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.新産業の創出と産業構造の転換 (1)課題解決型産業<1>:ヘルスケア産業 (2)課題解決型産業<2>:子育て支援サービス (3)課題解決型産業<3>:新たなエネルギー産業 (4)クリエイティブ産業 (5)先端産業 2.グローバル展開 (1)高いレベルの経済連携の推進 (2)新興国市場の開拓 (3)インフラ・システム輸出を加速するための国際競争力強化について (4)資源確保戦略の策定を通じた官民挙げた資源確保の推進 (5)中小企業の海外展開支援 (6)低炭素技術・製品等の市場開拓 (7)流通業・販売金融業の海外展開支援 (8)海外における特許等の適切な保護 (9)円高メリットを活用した海外M&A促進、資源権益確保 (10)海外で稼いだ収益の国内への還流促進 (11)アジア拠点化の推進 3.企業戦略の転換 (1)新産業・新事業創出のためのイノベーションの加速 (2)企業の国際競争力強化に直結する戦略的な国際標準化の推進 (3)IT利活用の促進 (4)顧客接点を重視した差別化・高付加価値化サービス経営モデルの推進 250 (5)中小・小規模企業の技術力の強化、技術・技能の継承 (6)中小・ベンチャー企業の起業・創業促進 (7)成長資金の円滑な供給 (8)コーポレート・ガバナンスの確立 (9)流通機能の競争力・リスク耐性の強化 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第2章 「多様な人的資本」による「価値創造」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.多様性によるイノベーションの創出 (1)「ダイバーシティ経営」(多様性を活かす経営)の推進 (2)多様な働き方の確立に向けた環境整備 2.価値創造をリードする人材が育つ環境作り (1)価値を生み出す新事業を創出するイノベーション人材の発掘・活用 (2)産学連携によるイノベーション創出人材の育成の推進 (3)若者の海外への送り出し支援 (4)教育投資の拡大 3.円滑な労働移動 (1)「人を活かす」産業の創出・振興による社会人の「学び直し」機会の創出支援 (2)新卒採用市場におけるミスマッチの解消による若者の就労促進
http://www.chosakai.or.jp/book/