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エネルギー白書 (2018年版)
経済産業省  編

発行 2018年 8月 9日 A4判 350ページ

本体 3,000円(+税)  送料 実費

ISBN978-4-8065-3018-3


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   内容紹介 イメージ
国内外のエネルギーを巡る現状と課題を詳細に解説!
◎「明治維新」から「福島」まで、各時代の我が国エネルギー政策・歴史
◎エネルギー政策の転換点である福島復興について
◎2030年エネルギーミックスの進捗・課題と2050年への挑戦
◎地政学変化を受けたエネルギー安全保障
◎脱炭素化技術などエネルギー技術と我が国企業の可能性

 将来のエネルギー政策を検討する上では、明治維新から東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故も踏まえたエネルギーの歴史、地政学や温暖化対策など現在のエネルギー情勢の中での日本と各国の比較、将来に向けて重要な要素となるエネルギー技術の動向と日本の可能性などを踏まえることが重要です。今年のエネルギー白書は、そういった点を中心に整理しております。

 まず、エネルギーをめぐる日本の歴史として、「薪炭」の時代から、「石炭・水力」、「石油」、そして「脱石油」の時代におけるエネルギー供給の状況を振り返っています。それぞれの時期に、大きな「情勢の変化」を経験してきましたが、いずれの場合も、技術の導入・革新等によって困難を克服し、「したたかに」エネルギー転換を行ってきた歴史でありました。

 次に、前回のエネルギー基本計画改定から4 年が経過し、国際情勢、原油価格動向、エネルギーミックスの進捗、再生可能エネルギー導入の進展、温暖化への対応など、日本を取り巻くエネルギー情勢が大きく変化してきたことをデータ等で説明しています。また、主要国と比較した日本のエネルギーセキュリティの定量的な評価についても行っています。

 さらに、世界全体で「エネルギー転換・脱炭素化」に向けた挑戦が進みつつある現在、エネルギー技術における日本企業の可能性について触れています。燃料電池、地熱、蓄電池等の脱炭素化技術については、世界の中で日本のシェアは高く、世界の「エネルギー転換・脱炭素化」に向けた挑戦を、日本がけん引できる可能性があることを説明しています。

 また、例年同様 、国内外のエネルギー動向、前年度においてエネルギー需給に関して講じた施策についても詳述しております。

 我が国のエネルギーに関する現状と課題を、豊富な図表やデータとともに解説した本書を、是非、ご一読下さい。


主要目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1部 エネルギーをめぐる状況と主な対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第1章 明治維新後のエネルギーをめぐる我が国の歴史
  はじめに
  第1節 1868年〜
  第2節 1900年頃〜
  第3節 1940年頃〜
  第4節 1970・80年頃〜
  第5節 1990年頃〜
  第6節 2010年頃〜
 第2章 福島復興の進捗
  はじめに
  第1節 東日本大震災・東京電力福島第一原子力発電所事故への取組
  第2節 原子力被災者支援
  第3節 福島新エネ社会構想
  第4節 原子力損害賠償
  第5節 東電改革
 第3章 エネルギーをめぐる内外の情勢と課題変化
  はじめに
  第1節 2030年のエネルギーミックスの進捗と課題
  第2節 2050年に向けたエネルギー情勢の変化と課題

━━━━━━━━━━━
第2部 エネルギー動向
━━━━━━━━━━━
 第1章 国内エネルギー動向
  第1節 エネルギー需給の概要
  第2節 部門別エネルギー消費の動向
  第3節 一次エネルギーの動向
  第4節 二次エネルギーの動向
 第2章 国際エネルギー動向
  第1節 エネルギー需給の概要等
  第2節 一次エネルギーの動向
  第3節 二次エネルギーの動向
  第4節 国際的なエネルギーコストの比較

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第3部 2017(平成29)年度においてエネルギー需給に関して講じた施策の状況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 はじめに 我が国のエネルギー政策
 第1章 安定的な資源確保のための総合的な政策の推進
  第1節 資源供給国との関係強化と上流進出の促進
  第2節 エネルギーコスト低減のための資源調達条件の改善等
  第3節 石油・天然ガス等国産資源の開発の促進
  第4節 鉱物資源の安定供給確保に不可欠なリサイクルの推進及び備蓄体制の強化等
 第2章 徹底した省エネルギー社会の実現とスマートで柔軟な消費活動の実現
  第1節 各部門における省エネルギーの取組
  第2節 需要家側のエネルギーリソースの有効活用にむけて
 第3章 再生可能エネルギーの導入加速 〜中長期的な自立化を目指して〜
  第1節 固定価格買取制度(FIT)の適切な運用
  第2節 リードタイムの長い電源の導入加速に向けた取組の強化
  第3節 分散型エネルギーシステムにおける再生可能エネルギーの利用促進
  第4節 再生可能エネルギー導入拡大に向けた系統制約解消
 第4章 原子力政策の展開
  第1節 原子力をめぐる環境と政策対応
  第2節 福島の再生・復興に向けた取組
  第3節 原子力利用における不断の安全性向上と安定的な事業環境の確立
  第4節 対策を将来へ先送りせず、着実に進める取組
  第5節 国民、自治体、国際社会との信頼関係の構築
 第5章 化石燃料の効率的・安定的な利用のための環境の整備
  第1節 高効率石炭・LNG火力発電の有効利用の促進
  第2節 石油産業・LPガス産業の事業基盤の再構築
 第6章 市場の垣根を外していく供給構造改革等の推進
  第1節 電力システム改革の断行 299
  第2節 ガスシステム改革及び熱供給システム改革の推進
 第7章 国内エネルギー供給網の強靱化
  第1節 石油備蓄等による海外からの供給危機への対応の強化
  第2節 「国内危機」(災害リスク等)への対応強化
  第3節 平時における安定供給の確保
 第8章  強靱なエネルギーシステムの構築と水素等の新たな二次エネルギー構造への変革
  第1節 電気をさらに効率的に利用するためのコージェネレーションの推進や蓄電池の導入促進
  第2節 自動車等の様々な分野において需要家が多様なエネルギー源を選択できる環境整備の促進
  第3節 “水素社会”の実現に向けた取組の加速
 第9章 総合的なエネルギー国際協力の展開
  第1節 エネルギー国際協力体制の拡大・深化
  第2節 地球温暖化の本質的解決に向けた我が国のエネルギー関連先端技術導入支援を中心とした国際貢献
 第10章 戦略的な技術開発の推進
 第11章  国民各層とのコミュニケーションとエネルギーに関する理解の深化
  第1節 エネルギーに関する国民各層の理解の増進
  第2節 双方向的なコミュニケーションの充実





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