分類：産業一般／環境・立地
	産業廃棄物排出事業者適正処理ガイドライン
	通商産業省環境立地局リサイクル推進課　編 発行　1998年10月　A5判　600ページ 本体 4,500円（＋税）  送料 実費 ISBN4-8065-2587-1
産業廃棄物の排出量は毎年約４億トンにも達し、これらの廃棄物の適正な処理は健全な産業活動を推進するために不可欠のものとなっています。近年は、最終処分場の新規立地の困難性から最終処分場の残余容量が逼迫するとともに、不法投棄などの産業廃棄物の不適正な処理も跡を絶たず、大きな社会問題の一つとなるなど、産業廃棄物の処理は従来にもまして重みを増しているところです。 １９９８年７月、産業廃棄物の処理・リサイクルシステムの在り方等について検討してきた産業構造審議会廃棄物処理・再資源化部会企画小委員会は、産業廃棄物の排出事業者の適正処理を促すため、排出事業者自身が実施・留意する事項、廃棄物の処理を処理業者に委託する際の確認事項・確認方法等からなる「排出事業者適正処理ガイドライン」をとりまとめました。 本書は、同ガイドライン及び報告書（産業廃棄物対策の今後の在り方について）、関連法規等を収録したものです。

１　総則

　　１．目的
　　２．適用範囲とガイドラインの構成
　　３．用語の定義


２　排出事業者の実施・留意事項

　　１．留意事項
　　　　（１）適正処理に必要な管理システムの概要
　　　　（２）適正処理に係る基本方針の策定
　　　　（３）産業廃棄物管理体制・社内ルールの整備
　　　　（４）必要情報の整理
　　　　（５）処理計画の策定
　　　　（６）産業廃棄物の適正処理の実施　
　　　　（７）産業廃棄物の輸出
　　　　（８）処理に係る各種記録等の作成・保管
　　　　（９）適正処理に係る評価・改善

３−１．委託処理に係る実施・留意事項
　（１）契約
　（２）処理業者への情報提供等
　（３）分別排出
　（４）マニフェスト管理
　（５）ＩＳＯの認証取得や環境保険に加入している処理業者の確認

３−２．排出事業者適正処理ガイドライン委託処理編タイプＡ
　　１．中間処理業者の選定・フォローアップ（タイプＡ）
　（１）許可要件等　
　　　　１．業許可及び施設許可
　（２）処理技術
　　　　１．処理方法・処理能力等
　　　　２．環境規制への対応
　　　　３．処理残渣の処分
　（３）管理
　　　　１．受入産業廃棄物の管理
　　　　２．施設の管理維持　
　　　　３．マニフェスト管理
　　　　４．環境汚染や災害発生時の対応体制
　（４）資質
　　　　１．過去の実績
　（５）コスト
　　　　１．委託料金の妥当性　
　　　　２．再生業者の選定・フォローアップ（タイプＡ）
　　　　３．最終処分業者の選定・フォローアップ（タイプＡ）
　　　　４．収集運搬業者の選定・フォローアップ（タイプＡ）

産業廃棄物排出事業者適正処理ガイドライン（タイプＡ）の項目

３−３　排出事業者適正処理ガイドライン委託処理編（タイプＢ）
　　１．中間処理業者の選定・フォイローアップ（タイプＢ）
　　２．再生業者の選定・フォローアップ（タイプＢ）
　　３．最終処分業者の選定・フォローアップ（タイプＢ）
　　４．収集運搬業者の選定・フォローアップ（タイプＢ）

産業廃棄物排出事業者適正処理ガイドライン（タイプＢ）の項目

（参考）
　　・産業廃棄物対策の今後のあり方について〜産業廃棄物問題の解決に向けて〜
　　・関連法規
　　　　　廃棄物の処理及び清掃に関する法律
　　　　　廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令
　　　　　廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則

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