分類：現代産業選書／知的財産実務シリーズ
	米国商標法・その理論と実務 −Ｑ＆Ａ方式による理論解説−
	創英知的財産研究所著 協力　Holland & Hart 発行　2004年 2月　A5判　158ページ 本体 2,300円（＋税）  送料 実費 ISBN4-8065-2703-3
本書は、Ｑ＆Ａ式で分かりやすく解説された理論編と実際に商標を使用するための一連の流れを説いた実務編に分けられています。 理論編においては、米国商標法の成り立ちから日本の商標法との違いや使用主義におけるインターネット上の商標、マドプロ出願における注意点、商標権侵害等について２７のポイントをあげて丁寧な解説がなされています。例えばＱ「コモンローとは？」では、米国商標法の基礎体系からランハム法との関係について説明されており、初心者にも分かりやすい説明が展開されています。 実務編においては、商標調査の目的に始まり実際に使用する際の注意点まで、実務的な観点から解説されています。また、要所要所に実務における注意点やポイントが折り込まれ、実務家の方々にも大変役立つ内容となっています。 初心者の方から、企業の知的財産部の方など実務に携わる方へもお薦めの書となっています。

はじめに

理論編（Ｑ＆Ａ）

米国商標法の体系
　１．コモンローとは？
　２．コモンローと州制定法とランハム法の関係

米国で保護される商標
　３．商品商標、サービス商標、団体商標、証明商標
　４．米国で保護される商標の形態
　５．トレードドレス
　６．米国で登録できない商標
　７．トレードネーム

商標の識別力
　８．商標の識別力
　９．商標の識別力と商標の強さ

使用主義
　10．使用主義の根拠規定
　11．使用主義の内容
　12．使用主義と連邦商標登録出願
　13．インターネット上の商標の使用が使用主義をとる米国の商標実務に与える影響

連邦商標登録出願
　14．使用に基づく出願
　15．使用の意図に基づく出願
　16．連邦商標登録出願と商標の使用−本国登録に基づく出願−
　17．米国へのマドプロ出願

連邦商標登録
　18．連邦商標登録の効果
　19．連邦商標登録と商標権の権利行使
　20．連邦補助登録
　21．連邦商標登録の取消し

商標権侵害
　22．他人の商標権を侵害する行為
　23．ウェブ上における商標の使用と商標権侵害
　24．商標権侵害に対する救済

商標の希釈化
　25．商標の希釈化とは？
　26．著名な商標とは？
　27．商標の希釈化を生じさせる行為

実務編

　<１>商標調査
　　　　１．調査の目的
　　　　２．調査の内容
　　　　　　(1)調査の対象
　　　　　　(2)調査の方法
　　　　３．調査した後の対応

　<２>連邦商標登録出願
　　　　１．出願内容の決定
　　　　　　(1)商標（マーク）
　　　　　　(2)商品／サービス
　　　　　　(3)出願の基礎
　　　　２．出　願
　　　　３．審査及び応答
　　　　４．公告決定、登録許可通知、登録

　<３>連邦商標登録後の維持・管理
　　　　１．存続期間
　　　　２．使用宣言書の提出
　　　　３．登録更新の手続き

　<４>米国における商標の適切な使用
　　　　１．商標の普通名称化の防止
　　　　２．米国における商標の使用を確立
　　　　３．商標表示

資料編

主要目次

 bookinfo@chosakai.or.jp

 http://www.chosakai.or.jp/books/

［お問い合わせ］｜［刊行物の購入方法］｜［通信販売のご案内］｜［刊行物のご案内TOPページ］｜［（財）経済産業調査会TOPページ］