分類：現代産業選書／知的財産実務シリーズ
	知財２０講 −知的財産の創造・保護・活用等の現状と課題−
	編著者代表　　青山　紘一 発行　2004年 12月　A5判　430ページ 本体 3,000円（＋税）  送料 実費 ISBN4-8065-2720-3
わが国は知財戦略大綱を決定し知財立国の形成を官民一体となって目指すことを国家目標としており、知財制度は企業活動のみならず大学・公的研究機関においてもいよいよ重要になってきている。 知財制度は、新技術、著作物、意匠、商標、植物新品種、回路配置、営業秘密などの保護制度、侵害品の輸入差止、不公正な競争の規制制度その他多数の法制度からなり、しかも、それぞれ特有の法設計により構成されており、各制度を熟知して活用を図ることがとりわけ重要である。 本書では、知財制度の最新の状況や課題などのほか、ソフトウエア、デジタルコンテンツ、データベース、遺伝子情報など先端技術の保護、職務発明、産学連携、ライセンス、転職制度と営業秘密、大学・公的機関の知財活動などの今日的課題について、それぞれの分野の第一人者が鋭く分析・提言している。

はじめに

資料：『知的財産推進計画2004』（目次抜粋）

■ 知的財産基本制度

　　第１講　特許制度の現状と課題
　　　　　（千葉大学大学院教授・青山 紘一）

　　第２講　著作権制度の現状と課題
　　　　　（慶應義塾大学産業研究所助教授・石岡 克俊）

　　第３講　商標制度の現状と課題について
　　　　　　−不使用登録商標対策と商標の使用を巡る諸問題−
　　　　　（東京都立大学法科大学院教授・工藤 莞司）

　　第４講　意匠制度の現状と課題
　　　　　　−商品戦略としてのデザイン保護と意匠制度の活用−
　　　　　（弁理士・渡邉 知子）

　　第５講　実用新案制度の現状と課題
　　　　　（弁理士・鈴木 利之）

■ その他の知的財産関連制度

　　第６講　植物新品種保護制度の現状と課題
　　　　　（農林水産省生産局種苗課法令担当専門官・近道 暁郎）

　　第７講　回路配置利用権登録制度の現状と課題
　　　　　（弁護士・高橋 雄一郎）

　　第８講　不正競争防止法による知的財産権侵害の規制の現状
　　　　　（千葉大学大学院教授・青山 紘一）

　　第９講　関税定率法による知的財産権侵害物品の水際取締り
　　　　　（財務省沖縄地区税関次長・山田 清明）

　　第10講　知的財産権と独占禁止法
　　　　　（慶應義塾大学産業研究所助教授・石岡 克俊）

■ 先端技術の知的財産権保護

　　第11講　ソフトウエア・プログラムの保護制度の現状
　　　　　（弁理士・豊田 正雄）

　　第12講　デジタルコンテンツの保護制度の現状
　　　　　（弁護士・鎌田 真理雄）

　　第13講　データベース保護制度の現状と課題
　　　　　（鶴見大学教授・長塚 隆）

　　第14講　バイオ関連情報保護の現状と課題
　　　　　（弁理士・辻丸 光一郎）

■ 企業・大学・公的機関と知的財産権

　　第15講　職務発明訴訟の実務
　　　　　（弁護士・高橋 雄一郎／弁護士・森川 清）

　　第16講　発明者からみた職務発明制度
　　　　　（技術コンサルタント・岩田 雅夫）

　　第17講　技術者の転職と営業秘密、及び退職後の競業避止条項
　　　　　（弁理士・帖佐 隆）

　　第18講　知的財産権とライセンス契約
　　　　　（弁理士・林 佳輔）

　　第19講　大学・公的機関における知的財産の創造・保護・活用
　　　　　（弁理士・中山 ゆみ）

　　第20講　大学・公的機関への支援活動
　　　　　（弁理士・新井 規之）

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