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新経済成長戦略
新経済成長戦略
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人口減少という逆風下にあっても,国富の増大を図る"新しい成長"を実現し,世界に存在感のある「強い日本経済」「魅力ある日本」を構築するための具体策
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日本経済復活のポイント100

−イラスト・図解「新経済成長戦略」−


北畑  隆生 / 大下  政司 / 齋藤  圭介  編

発行 2006年 9月 28日 四六判 約250ページ

本体 1,333円(+税)  送料 実費

ISBN4-8065-2757-2

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20.成長のキーワードは「イノベーション」−蒸気機関、ITから携帯、コンビニまで 罫線


 働く人(労働力)、お金や設備(資本)のほかに経済成長の原動力となる「イノベーション(innovation)」とは何でしょう?英和辞典で調べると「何か新しいことを起こすこと」、「革新」とあります。これだけではまだよく分かりませんが、実は身近なところにたくさんイノベーションの例があります。
 例えば、携帯電話、液晶テレビやプラズマテレビ、インターネットでダウンロードする音楽など、技術が進歩することでそれまでにない新しい製品ができます。また、24時間空いているコンビニエンスストア、いつでも使えるインターネットバンキングなど、新しいサービスや商売の仕方もそうです。
 もっと大きな歴史的なイノベーションとしては、18世紀にイギリスで起こった蒸気機関の発明があります。これは「産業革命」を起こしたと言われています。また、20世紀末のインターネットを始めとするIT技術の普及は「IT革命」と言われ、人々の働き方や生活を大きく変えました。
 これらに共通するポイントは、「新しい技術やサービスによって、我々の経済活動や社会生活が一変する」ということです。日本では1950年代の経済白書でイノベーションに「技術革新」という訳語をあてましたが、これでは意味が狭すぎるのではないかと言われています。本来は、単に技術の進歩に限らず、我々の生活や企業活動が変わることを、イノベーションと呼んでいるのです。
 もちろんイノベーションを生み出すことは決して簡単なことではありません。創造的な人材の育成や絶え間ない研究開発などは欠かせません。しかし、イノベーションとは人類が持つ発想力を源とするものであり、可能性は無限大です。このため、イノベーションはこれからの経済成長の鍵として期待されているのです。
 皆さんも身近にあるイノベーションを探してみませんか?




主要目次
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第1章 「失われた10年」とデフレ脱却までの道のり −日本経済をふり返る
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 1.バブル崩壊後の3度の景気回復<1> −名前のない「景気回復」
 2.バブル崩壊後の3度の景気回復<2> −「ITバブル」
 3.バブル崩壊後の3度の景気回復<3> −戦後最長の景気回復へ
 4.景気の足を引っ張る三つの「過剰」とは? −雇用、債務、設備の過剰は解消したか
 5.「構造改革型」経済成長とは? −公共事業に依存しない景気回復
 6.拡大する地域間格差 −地域のばらつきはなぜなくならない?
 7.デフレからの脱却 −「良いデフレ」と「悪いデフレ」
 8.ゼロ金利政策 −異例の政策は効果があった?
 9.日本経済60年周期説とは<1> −第1の奇跡:農業国から工業国
 10.日本経済60年周期説とは<2> −第2の奇跡:資源小国から通商立国へ

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第2章 「日はまた昇る」 −改革の先に明るい未来は見えるか?
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 11.母を訪ねて三千里 −今改めて考える「経済成長の意味」
 12.経済成長の源泉<1>労働 −潜在的な成長力を顕在化させよう
 13.経済成長の源泉<2>資本 −機械でできることは機械にまかせよう
 14.経済成長の源泉<3>全要素生産性 −今後の日本経済成長の鍵
 15.アジアの先を行く「人財立国」第3の奇跡:人口減少下での新経済成長
 16.新たなチャレンジ<1>「逆人口ボーナス」−「人口ボーナス」は一度だけ
 17.新たなチャレンジ<2>アジアが迫る −中国とインドに抜かれる日
 18.新たなチャレンジ<3>財政危機 −経済成長と財政再建は車の両輪
 19.「さよならGDP」−GNPよ、もう一度
 20.成長のキーワードは「イノベーション」−蒸気機関、ITから携帯、コンビニまで
 21.改革の先に見える明るい未来 −豊かさ3割アップ

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第3章 国際競争力をどうやって高めるか?
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 22.国際競争力をどうやって測るか? −「でかい経済」と「強い経済」
 23.得意な産業が強い産業 −日本経済の「お家芸」とは?
 24.グローバル化する経済の姿 −世界はこんなにもつながっている
 25.21世紀はアジアの時代 −WIN-WINの関係をつくろう
 26.中国は脅威か?それとも好機か? −「世界の工場」から「世界の市場へ」
 27.日本発アジア経由世界へ −モノ作りの国際的な役割分担
 28.経済の国境を取り除く −クラブで社交家?仲良しグループ?
 29.石油の値段はなぜ上がったか? −原油価格はもう下がらないの?
 30.アジアのエネルギー問題と日本の貢献 −日本の省エネ技術をアジアに広めよう
 31.製造業の国内回帰と日本の強み −モノ作り王国ニッポン

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第4章 アジアの成長力を日本に取り込め!
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 32.将来の四番バッターを探せ! −「新産業創造戦略」
 33.未来の産業群 <1>燃料電池 −クリーンな発電装置
 34.未来の産業群 <2>ロボット −未来のハイテクパートナー
 35.未来の産業群 <3>情報家電 −どこでもつながるIT社会
 36.未来の産業群 <4>コンテンツ −“Cool Japan”を世界へ!
 37.未来の産業群 <5>健康・福祉 −健康で元気な社会を目指す!
 38.未来の産業群 <6>環境・エネルギー −私たちの地球を守るテクノロジー
 39.「発明」が「新製品」になるまで −短くなる製品・技術のライフサイクル
 40.日本のモノ作り技術が世界を救う! −日本の強み「モノ作り中小企業」
 41.世界中から知恵を集める −海外からの直接投資を呼び込め
 42.「おいしい」を世界へ −農林水産物、食品の輸出を増やそう
 43.外国人観光客を日本へ −観光立国ニッポン
 44.ITは救世主になれるか? −読み書きそろばん、IT活用

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第5章 地域経済をどうやって活性化するか?
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 45.田舎のネズミと都会のネズミ −どちらの暮らしも「成長」が必要
 46.地域経済に将来はあるか!? −人口減少、財政危機を乗り越える
 47.地域ブランドを活かせ! −地域ブランドは地域おこしの切り札
 48.「産業クラスター計画」って何? −地域の自立に向け新事業を次々に創出
 49.「シャッター通り」の再生 −コンパクトシティを目指せ!
 50.「元気なモノ作り中小企業300社」−日本を支える縁の下の力持ち
 51.立ち上がれ!中小企業 −キーワードは他地域との「差別化」
 52.高い税金に悲鳴をあげる日本企業 −法人実効税率を引き下げろ!
 53.地方交付税制度を改革 −地域の努力が報われる仕組みにしよう
 54.女性や高齢者を活かそう −人口減少社会における中小企業
 55.もう一つの成長エンジン、サービス産業 −「サービス産業生産性向上運動」
 56.サービス重点6分野を追え −将来の有望サービス産業は何か?

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第6章 こんなに地域は頑張っています
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 57.「コンパクトシティ」青森の挑戦 −まちづくりの地道な努力が結実
 58.「南房総いいとこどり」−ポータルサイトで広域観光
 59.「黒壁」と「ガラス細工」・長浜市 −新しい発想でのまちおこし
 60.黒川温泉の再生・南小国町 −みんなの繁栄が自分の繁栄
 61.「フードパル熊本」−「食」のテーマパークの成功
 62.カシマサッカースタジアム −鹿嶋の活性化に燃えた男たち
 63.「山形カロッツェリア研究会」−地域一丸となったモノ作りの再生
 64.葉っぱを宝に変えた町 −徳島県上勝町のつまものビジネス

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第7章 「ヒト」 −日本人を鍛え直せ!
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 65.「ジョブカフェ」−我が国を支える「ヒト」を育てる
 66.「ヒト」を育てる −会社、学校、地域が手を組んだ!
 67.多様な「人生の歩き方」−学びたいように学び働きたいように働く
 68.「社会人基礎力」をつけよう −社会で活躍するために必要な力とは?
 69.学校で「仕事」を勉強!? −「キャリア教育」の取組に期待
 70.「面白い」理科実験教室 −理科好きな子供たち倍増計画
 71.世界を取り巻く人材獲得競争の波 −日本を魅力的な「学びの場」へ

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第8章 「モノ」 −設備とインフラに注目せよ!
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 72.「ビンテージ」って何? −生産手段を若返らせよう
 73.減価償却制度を見直そう−設備の新陳代謝を促進する
 74.インフラが無ければ戦えない −国際競争力に直結する産業インフラ
 75.日本の港、空港は世界三流? −「ス−パー中枢港湾」で挽回なるか
 76.物流インフラで地域間競争を勝ち抜け! −産業集積と物流コスト低減の好循環
 77.世界に広がる物流ネットワーク −「国際物流競争力パートナーシップ」

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第9章 「カネ」 −地獄の沙汰も「カネ」次第
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 78.日本の「おカネ」・1,500兆円 −どこからどこに流れているの?
 79.「おカネ」にまつわる構造変化 −間接金融中心から新たな金融へ
 80.「電子債権」って何? −もっと使いやすい債権をつくろう
 81.えっ?昆布って担保になるの? −動産担保が新たな世界を切り拓く
 82.目指せ「高度金融人材」−企業を支える金融技術を身につけよう
 83.金融は国境を超える! −アジア展開を金融が後押しする
 84.アジアの有力企業を上場させろ! −成長サイクルの形成を目指して

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第10章 「ワザ」−研究開発はイノベーションの王道?
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 85.研究開発とイノベーションの関係<1> −研究開発の生産性を上げろ!
 86.研究開発とイノベーションの関係<2> −「イノベーション・スーパーハイウェイ構想」とは?
 87.研究開発とイノベーションの関係<3> −組織の壁を乗り越えよう
 88.イノベーションの重要な担い手 −革新的ベンチャーを育てよう!
 89.研究開発の出口戦略<1> −知的財産をしっかり保護しよう!
 90.研究開発の出口戦略<2> −国際標準で世界市場をつかもう!

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第11章 「チエ」 −生かすも殺すも「チエ」次第
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 91.「チエ」が企業の力を最大化する −経済制度を使いこなし経営力を発揮!
 92.ミタルスチールには負けない −合併審査基準を明確にしよう
 93.ルールを守って企業価値を高めよう −公正なM&Aルールで経営コンテスト
 94.グループ経営戦略の新展開 −三角合併制度で事業再編
 95.何ができるかは「チエ」の出しどころ −新しい信託制度の使い方
 96.「チエ」を最大限発揮しよう −LLP・LLCを使いこなそう
 97.“真の実力”を見抜く −「知的資産経営」を実践しよう

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第12章 21世紀は日本の世紀
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 98.「強い日本経済」を目指そう −筋肉隆々・頭脳明晰・容姿端麗
 99.「魅力ある日本」になろう −「才色兼備」のニクイやつ!
100.日本型経済成長モデルを作ろう −世界の範となる「新しきよき時代」へ



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