分類:現代産業選書/経済産業研究シリーズ |
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中国における特許保護の現状と課題 |
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三協国際特許事務所 法学博士、中国専利代理人 梁 熙艶(りょう きえん) 著 発行 2008年12月26日 A5判 207ページ 本体 2,400円(+税) 送料 実費 |
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まえがき(大阪大学大学院高等司法研究科 教授 茶園成樹) 推薦の辞(三協国際特許事務所 所長・弁理士 小谷悦司) 刊行によせて 序論 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第一章 特許権の効力及びその効力が及ばない範囲 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 第1節 特許権の効力 1.1 物を生産する方法の発明に係る特許権の効力の範囲 1.2 輸出は発明の実施に該当するか 1.3まとめ 第2節 特許権の効力が及ばない範囲 2.1 特許権の消尽(国内・国際) 2.2 試験又は研究のため 2.3 まとめ ━━━━━━━━━━━━━━━ 第二章 特許権の保護範囲の認定 ━━━━━━━━━━━━━━━ 第1節 クレームの解釈と文言侵害 1.1 保護範囲属否の認定手法 1.2 発明の詳細な説明、図面の参酌 1.3 出願経過の参酌 1.4 出願時技術水準の考慮 1.5 専門家証人、辞書等外部証拠の扱い 1.6 まとめ 第2節 均等侵害 2.1 最高人民法院(2001)民三提字第1号最審判決 2.2 日中両国均等侵害の成立要件に関する共通点、相違点 2.3 まとめ 第3節 不完全利用 3.1 日本における不完全利用の運用 3.2 今まで中国における不完全利用の運用 3.3 まとめ 第4節 間接侵害 4.1 間接侵害が認められる法的根拠 4.2 間接侵害の成立要件 4.3 まとめ ━━━━━━━━━━━━━━ 第三章 特許権侵害の抗弁事由 ━━━━━━━━━━━━━━ 第1節 特許無効の抗弁 1.1 日本の特許権侵害訴訟における特許無効の抗弁 1.2 中国の特許権侵害訴訟における中止の規定及びその他の試み 1.3 まとめ 第2節 公知技術の抗弁 2.1 ドイツでの公知技術の抗弁 2.2 公知技術の抗弁はどの場合に適用されるか 2.3 被疑侵害品と公知技術との相違はどれぐらいまで許されるか 2.4 まとめ 第3節 先使用権の抗弁 3.1 先使用権の成立要件 3.2 先使用権の範囲 3.3 まとめ ━━━━━━━━━━━ 第四章 中国法への示唆 ━━━━━━━━━━━ 第1節 中国における特許保護の現状と日本の運用との主な相違点 1.1 特許権の効力及びその効力が及ばない範囲に関する主な相違点 1.2 特許権の保護範囲の認定に関する主な相違点 1.3 特許権侵害の抗弁事由に関する主な相違点 第2節 第1節で述べた上記相違点が中国の国情に適した制度として残すべきか或いは改善すべきかへの提言 2.1 中国国情への認識 2.2 特許権の効力及びその効力が及ばない範囲における主な相違点への対応 2.3 特許権の保護範囲の認定における主な相違点への対応 2.4 特許権侵害の抗弁事由における主な相違点への対応 あとがき 添付資料 中国における特許権侵害案件のうち日本企業が当事者となった一部の案件のリスト
http://www.chosakai.or.jp/book/