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侵害予防調査と無効資料調査のノウハウ
〜特許調査のセオリー〜
弁理士・博士(理学) 角渕 由英  著

発行 2020年11月11日 A5判 200ページ

本体 2,200円(+税)  送料 実費

ISBN978-4-8065-3059-6


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   内容紹介 イメージ
弁理士であり豊富な調査経験も有する著者が
検索テクニックに留まることなく特許調査のセオリーを詳説!

 近年、技術が猛スピードで高度化・複雑化する中、特許を含む知財に関する調査の重要性・需要が一段と高まっております。インターネットを通じて情報を誰でも容易に検索し入手できる時代、爆発的に増加する情報の中から、必要な情報を効率的かつ効果的に収集して「活用」することが、知的財産の分野に限らず重要なスキルとなっております。

 本書の著者は、弁理士になる前に、特許庁指定の登録調査機関で調査業務実施者(通称、「サーチャー」)として、審査請求がなされた特許出願についての先行技術調査を行っており、その後、弁理士になってからは、先行技術調査を行って発明の本質が明確となるようにして明細書を作成することは勿論、自ら行った無効資料調査に基づいて情報提供や異議申立を行い、侵害予防調査も行うようになりました。

 本書は、出願権利化等の弁理士業務に加え、法的知見を活かして知財に関する調査も多く扱っている著者の豊富な経験を踏まえ、検索テクニック(戦術、タクティクス)に留まることなく、特許調査の基本となるセオリー(第1章)を中心とし、侵害予防調査(第2章)と無効資料調査(第3章)のノウハウ・考え方に的を絞って解説されております。

 戦術としての検索テクニックやデータベースの使い方を一通り身につけたが、調査スキルが伸び悩んでいる方や調査設計・調査戦略をどのように立案すればよいか悩んでいる方など特許調査に携わる全ての方々の必読書となっております。

   著者略歴 イメージ
弁理士・博士(理学) 角渕 由英(つのぶち よしひで)

2006 年 東京大学工学部 応用化学科 卒業
2008 年 東京大学大学院 工学系研究科 応用化学専攻 修了
2008 年〜 2011 年 日本学術振興会 特別研究員(DC 1 )
2011 年 東京大学大学院 理学系研究科 化学専攻 単位取得退学
2011 年 株式会社技術トランスファーサービス 入社
2012 年 弁理士試験合格
2014 年 博士(理学) 東京大学
2016 年 弁理士登録(登録番号:第20550 号)
2016 年 秋山国際特許商標事務所 入所
2017 年 特許検索競技大会2017 最優秀賞・ゴールド認定(化学・医薬分野)
2018 年 特定侵害訴訟代理業務付記登録
2018 年 特許検索競技大会2018 シルバー認定(機械分野)
2018 年〜 2019 年 日本弁理士会 バイオ・ライフサイエンス委員会
2019 年 AIPE 認定 知的財産アナリスト(特許)

主要目次
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第1章 特許調査のセオリー
━━━━━━━━━━━━━
  1. 特許調査の必要性
  2. 調査戦略がすべて
  3. 特許調査の6 W 2 H
  4. 解決すべき課題・調査目的の明確化
  5. 費用対効果の最適化
  6. 検索式の基本・再現率と適合率
  7. 考える調査
  8. 調査対象の本質の正確な理解
  9. 予備検索の重要性と本検索への拡張
 10. 効率的かつ漏れのない検索式
 11. 特許調査における仮説思考
 12. 公報の読み方
 13. 近傍検索
 14. 特許調査のPDCA サイクル

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第2章 侵害予防調査
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  1. 侵害予防調査とは
  2. 侵害のリスク
  3. 侵害予防調査の課題・目的と6 W 2 H
  4. 侵害予防調査が難しい理由
  5. 侵害予防調査の考え方
  6. 侵害予防調査のポイント
  7. 仮想事例:機能性表示食品
  8. 構成要件の充足性と均等論
  9. 古い技術を調査して代替
 10. 意匠権もチェック
 11. 属地主義と効率的なグローバル調査

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第3章 無効資料調査
━━━━━━━━━━
  1. 無効資料調査とは
  2. 無効資料調査の課題・目的と6 W 2 H
  3. 無効資料調査の考え方
  4. 無効資料はどこにあるのか
  5. 製品による公然実施
  6. イ号を探す
  7. 進歩性を意識した調査
  8. 課題を探す
  9. 技術常識・周知技術を探す
 10. 数値限定発明
 11. 用途発明

おわりに


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