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学校トラブル法的対応Q&A
弁護士法人 飛翔法律事務所 編
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学校法務に精通した弁護士による事例を交えた実践的内容。学校内の問題、ハラスメント、保護者や近隣との関係、教職員の雇用、法令、産学連携まで幅広く網羅。
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改訂3版
キャンパスハラスメント
対策ハンドブック
弁護士法人 飛翔法律事務所 編

発行 2023年 3月 27日 四六判 210ページ

定価:2,200円 (本体2,000円+税10%)  送料 実費

ISBN978-4-8065-3086-2


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   内容紹介 イメージ
◆多くの大学でハラスメント防止研修の講師をしてきた経験豊富な著者が事例と対策、ハラスメント防止体制構築のポイントを解説。
◆実務書としての活用はもちろん、研修教材としても活用できる!

 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモート授業の増加や性の多様性、法改正など、キャンパスを取り巻く環境は大きく変化しています。このような環境の変化は、当然ハラスメント対策にも影響を与えるものです。

 本書は、このような環境の変化を含めた最新の視点で、キャンパスハラスメント問題を捉え直し新たに検討を加えたものです。近時、問題となることの多い報道対応なども含めて、より実践的で使い易いものになるよう改訂をいたしました。また、実際に問題となった大学におけるハラスメントの具体的事例を複数例示することや、キャンパスハラスメントに関連する用語集も加えるという新しい試みも実施しております。

 本書の使い方を申し上げますと、まずは、もちろん、そのまま読んでも分かり易いものですので、キャンパスハラスメントに関する実務書としてご利用頂くことができます。コンパクトな書籍ですので、大学関係者や企業の人事部門の方等にご一読頂ければと考えております。

 また、本書は、実務書としての活用のほかにも、各大学における学生や教職員向けの研修教材としての活用を想定しております。研修に参加する学生や教職員に対して本書を配布し、本書の記載に沿って説明を加えることにより、法律実務家の視点を踏まえたキャンパスハラスメント問題の研修が可能になると考えております。本書の本文でも研修のプログラム例や研修で使用するスライド例を挙げておりますが、それらを参考にしつつ各大学においてキャンパスハラスメント研修を行って頂ければ幸いに存じます。そして、研修の後には、規程の整備等に移ることになりますが、規程のモデル条項例も記載しておりますので、これらを参考に規程整備を進めて下さい。

 著者の大学あるいは私学連合会等の顧問弁護士としての活動・ハラスメント委員としての活動・産学連携の利益相反アドバイザーとしての活動等、多くの大学でハラスメント防止研修の講師をしてきたという経験を基礎として実践的に本書は記載しております。そのため、大学経営上の悩みであるキャンパスハラスメントの問題を解決に導く「道具」として、本棚に置くだけではなく、徹底的に活用して頂ければ、著者一同、何よりの幸せと考える次第です。

 本書の活用により、キャンパスが学生にとっても教職員にとってもより輝ける場になることを祈念いたします。


主要目次
はじめに
巻頭付録
 用語集
 【大学における近時のキャンパスハラスメント実例】

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1章 キャンパスハラスメントとは何か?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
キャンパスハラスメントとは何か?
◆近時の問題
 外国人(留学生・教員)
 LGBTQ
 就職活動
 産学連携
◆キャンパスハラスメントの定義
コラム@

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2章 キャンパスにおけるセクシャルハラスメントの問題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1.セクシャルハラスメントとは?
◆1.セクシャルハラスメントの概念
◆2.セクハラの判断基準
◆3.学校特有の問題
第2.事例の検討
◆1.教員から学生へのセクハラ
◆2.教員から職員へのセクハラ
◆3.職員から職員へのセクハラ
◆4.学生から学生へのセクハラ
◆5.学生から教員へのセクハラ
◆6.近時の傾向

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第3章 キャンパスにおけるパワーハラスメントの問題
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第1.パワーハラスメントとは?
◆1.パワーハラスメントの概念
◆2.パワハラの判断基準
◆3.パワーハラスメント防止法
◆4.大学特有の問題
第2.事例の検討
◆1.教員から学生へのパワハラ
◆2.教員から職員へのパワハラ
◆3.職員から職員へのパワハラ
◆4.教員から教員へのパワハラ
コラムA

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第4章 キャンパスにおけるアカデミックハラスメントの問題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1.アカデミックハラスメントとは?
◆1.概念
◆2.アカハラの判断基準
第2.事例の検討
◆1.教授から大学院生・学生へのアカハラ
◆2.教授から准教授・講師等へのアカハラ
コラムB

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第5章 近時問題となっているハラスメントの類型
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
近時のハラスメントの類型
1.ソーシャルメディアハラスメント(ソーハラ)
2.リモートハラスメント(リモハラ)
3.アルコールハラスメント(アルハラ)
4.マタニティーハラスメント(マタハラ)
5.ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
6.セカンドハラスメント(セカハラ)
7.レイシャルハラスメント(レイハラ)

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第6章 キャンパスハラスメント防止体制の構築
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◆1 キャンパスハラスメント防止の必要性
(1)キャンパスハラスメントは人権侵害
(2)キャンパスハラスメントと大学の損害賠償責任
(3)キャンパスハラスメントと大学の社会的責任
(4)防止体制の構築による被害者の人権侵害防止
◆2 キャンパスハラスメント防止体制構築の6ポイント
(1)全学規程・ガイドラインの策定
(2)相談窓口の設置、運用
(3)解決に向けたハラスメント対策部署による検討
(4)処分、公表
(5)報道対応
(6)ハラスメント防止研修の実施

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第7章 ハラスメントのないキャンパスの構築
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.ハラスメントの正しい認識の共有と相談窓口の設置
2.ハラスメント防止研修の実施
3.相談窓口としてのホットラインの活用
コラムC 

ハラスメント危険度・対策度
自主点検用チェックシート
1.教職員用チェックシート
セクハラ編
パワハラ編
アカハラ編
2.大学運営者用チェックシート

参考資料
キャンパスハラスメント研修
◆キャンパスハラスメント研修のコツ
◆研修の時間
◆キャンパスが分かれている場合
◆ワークや質問を取り入れる
◆質疑応答
◆学生向けキャンパスハラスメント研修
ハラスメント防止規程例
 ○○大学ハラスメント防止規程
内部通報のモデル例

おわりに
著者紹介



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 http://www.chosakai.or.jp/book/

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