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米国特許クレーム例集―現場で得たノウハウを例を用いて解説―
山下 弘綱 著
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米国特許実務を理解するのは簡単なことではありません。特に、米国特許実務において日本人が苦労するのはクレームであります。本書では、著者のこれまでの豊富な経験を生かし、米国の特許クレームの作成について、多観点から説明しております。
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米国特許出願書類作成および侵害防止戦略(PADIAS)
ベンジャミン J.ハウプトマン/キエン T.リー 著
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増補版 知財英語通信文必携
(元)筒井国際特許事務所所長弁理士  筒井 知  著

発行 2019年 4月 26日 A5判 410ページ

本体 4,000円(+税)  送料 実費

ISBN978-4-8065-3040-4


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   内容紹介 イメージ
実務者必携のロングセラー増補版が発刊!
英作文上達のtips(秘訣、ノウハウ)や実務に沿った豊富な例文集から構成される実践的手引書

 経済活動や生活環境のグローバル化に伴い、特許等の知財は国を越えて保護し利用することがますます求められており、そのための仕事に従事している者は、好むと好まざるにかかわらず、英語によりコミュニケーションしなければならないことが多くなっています。しかし、英語を母国語としていない日本人、特に、この分野の未経験者や初心者にとって、知財英語通信文を作成することは易しいことではありません。日本には英語に関する極めて多くの書籍が発行されていますが、特殊な表現や語句が多用されている知財分野に特化されたものは少なく、殆どの場合、役に立たないようです。

 本書は、知財英語通信文上達のためのtips(秘訣、ノウハウ)と日本人が迷いやすいポイントを中心に記載した文法の解説、そして実務に沿った豊富な例文集から構成される実践的一冊です。

 先ず、第1章では、知財英語通信文上達のためのtipsや文法の解説について記述しています。次いで、第2章では、知財英語通信文の具体例を代表的なケースに沿って挙げ、和訳と解説、語句説明を行っております。実務に即した例文ばかりですので、即座に借用、応用が可能です。最後に、第3章では、知財英語通信文に使用されるのに有用な短文を各様の状況に分けて、232例も挙げております。

 本増補版においては、初版で記述した冠詞、動詞及び関係詞に加えて、知財英語通信文の作成に最低限必要と著者が考えている文法事項を「その他」として記述した他、AIに基づく新しい翻訳システムを利用して知財英語通信文の作成に試行した例の紹介、第2章「知財英語通信文の具体例」と第3章「知財英語通信文に有用な短文例」に大幅加筆がなされております。

 また、読者の便宜に供するため、第1章、第2章及び第3章の文例に使用されている言葉のうち、特許や商標を中心として知財分野に特有の用語の幾つかを抜粋して「知財関連用語索引」(英和)とし、第1章及び第2章に使われている知財分野の慣用句で第3章の有用表現に含まれていないものの幾つかを「知財関連イディオム索引」(和英)としました。

 英作文の初心者からベテランまで、幅広い方々の実務の座右の書として活用いただける内容になっておりますので是非、ご一読ください。

   著者略歴  イメージ
筒井 知(つつい さとる)

昭和44年(1969年)3月 九州大学大学院工学研究科修士課程修了(化学反応工学専攻)

職歴
昭和44年4月〜昭和48年8月千代田化工建設(株)勤務[神奈川県(] 高温化学反応触媒の開発等に従事)
昭和48年9月〜昭和60年3月 中村合同特許法律事務所勤務[東京都(] 化学及び機械分野の内外国特許関連業務に従事)
昭和60年4月〜平成2年7月 (財)化学及び血清療法研究所勤務[熊本県(] 化学・バイオ分野の特許、内外国技術契約関連業務、研究管理業務に従事)
平成2年8月〜平成8年3月 科学技術振興機構新海包接認識プロジェクト勤務[福岡県](研究管理、化学分野の特許出願関連業務に従事)
平成8年4月〜平成26年12月 筒井国際特許事務所経営[福岡県](化学・バイオ分野の内外国特許出願・ 相談等に従事)

弁理士登録番号:8767(昭和56年:1981年)
特定侵害訴訟代理業務付記(平成17年:2005年)


主要目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第1章 知財英語通信文上達のためのtips
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.英作文は英借文から
2.高が文法、然れど文法
 (1)冠詞について
  (1)−1:不定冠詞(a / an)と定冠詞(the)の基本的な意味
   (1)−1−1:不定冠詞
   (1)−1−2:定冠詞
  (1)−2:不定冠詞(a / an)を付ける場合と無冠詞の場合
   (1)−2−1:固有名詞
   (1)−2−2:「名詞+数字」
   (1)−2−3:物質名詞
   (1)−2−4:集合名詞
    T.人の集合を表す集合名詞
    U.物の集合を表す集合名詞
    V.抽象的概念の集合を表す集合名詞
   (1)−2−5:抽象名詞
   (1)−2−6:普通名詞
   (1)−2−7:[C]と[U]の相互変化
  (1)−3:theを付ける場合
   (1)−3−1:名詞の意味を特定又は限定するためのthe
    T.前に出た名詞に再び言及する時
    U.指された名詞が特定・限定されたものであることが明らかなとき
    V.名詞の修飾・説明に限定語句が用いられているとき
    (a)形容詞
    (b)関係代名詞
    (c)to不定詞
    (d)ofフレーズ
    (e)that節を伴う同格表現
    W.名詞の持つ意味自身により限定されるとき 
    X.ただ一つしかないと考えられるものに付ける
    (a)自然界の唯一物
    (b)一部の固有名詞
    (c)公的機関など
   (1)−3−2:theの総称的用法
    T.the+単数形普通名詞
    U.the+複数形名詞
    V.the+形容詞
    W.the+単位を表す名詞
  (1)−4:冠詞が関係する表現法
   (1)−4−1:総称的表現
   (1)−4−2:複数形名詞の属性表現
   (1)−4−3:数量、単位などを伴うofフレーズ
   (1)−4−4:不可算名詞の量的表現
   (1)−4−5:冠詞と慣用表現
  (1)−5:まとめ 
 (2)動詞について
  (2)−1:基本5文型
  (2)−2:英語の他動詞/自動詞は日本語とは一致しない
  (2)−3:英語には他動詞と自動詞の両用が多い
  (2)−4:英語の他動詞の態様は多様である
  (2)−5:英語の自動詞は他動詞のように用いられることがある
 (3)関係詞について
  (3)−1:関係詞を使用する意義
  (3)−2:関係詞となる単語
  (3)−3:関係詞の制限用法と非制限用法
  (3)−4:関係詞構文における省略
  (3)−5:関係詞を用いる表現集
 (4)その他
  (4)−1:時制
   (4)−1−1:単純相と進行相
    T.現在形と現在進行形
    U.過去形と未来形
    V.過去進行形と未来進行形
   (4)−1−2:完了相と完了進行相
    T.現在完了形(過去形との比較)
    U.過去完了形と未来完了形
    V.現在完了進行形
    W.過去完了進行形と未来完了進行形
   (4)−1−3:日本語との対比
    ・複文における留意点
   (4)−1−4:条件や時の副詞節
  (4)−2:助動詞
   (4)−2−1:willとshall
    T.伝統的なルール
    U.現在の用法
   (4)−2−2:canとmay 
    T.canの意味
    U.mayの意味
    V.混用の状況とまとめ
   (4)−2−3:過去形の助動詞
    T.仮定法に戻づく表現
    U.婉曲・丁寧表現
    V.時制の一致における過去形
   (4)−2−4:must 
    T.have toとの比較
    U.shouldとの比較
   (4)−2−5:契約書等における助動詞
    T.shallとwill
    U.may
    V.must
   (4)−2−6:特許明細書における助動詞
    T.will
    U.may他
  (4)−3:仮定法現在
   (4)−3−1:現用の仮定法現在
   (4)−3−2:仮定法現在の変遷と現状
  (4)−4:受動態
   (4)−4−1:受動態を用いる場合
    T.動作の行い手が明白または不明
    U.動作を受けた事柄や人を強調する
    V.一般的に要求や通知などを伝える
    W.感情を表す
   (4)−4−2:特殊な受動表現
    T.getを用いる受動表現
    U.能動態で受動表現
  (4)−5:分詞構文
   (4)−5−1:分詞構文の構成
   (4)−5−2:分詞構文の具体例
   (4)−5−3:独立分詞構文と慣用的表現
  (4)−6:文副詞と接続副詞
   (4)−6−1:文副詞
   (4)−6−2:接続副詞
  (4)−7:段階的形容詞と非段階的形容詞
   (4)−7−1:段階的形容詞
   (4)−7−2:非段階的形容詞
   (4)−7−3:具体例
   (4)−7−4:両用副詞
3.辞書とインターネットを長ーいお友達に
 (1)辞書との付き合い
  (1)−1:辞書の種類
  (1)−2:辞書の使い方
  (1)−3:電子辞書
 (2)インターネットとの付き合い
  (2)−1:オンライン辞書と翻訳サイト
  (2)−2:コーパスの活用
  (2)−3:検索エンジンの利用
  (2)−4:各国特許庁ホームページの利用
 (3)作文例
  (3)−1:携帯型電子辞書等を使った例
  (3)−2:翻訳サイトを使った例
4.所詮、ネイティブには敵わない
5.名文ではなくても明文を

━━━━━━━━━━━━━━━
第2章 知財英語通信文の具体例
━━━━━━━━━━━━━━━
1.外国に出願依頼の可能性について問い合わせる
2.外国に出願を依頼する
3.外国出願に関し現地官庁のアクションに応答する
4.外国出願に関し現地代理人に助力を求める
5.外国出願に関し名義変更を依頼する
6.外国出願に関し請求された費用について問い合わせる
7.外国出願に関し代理人の変更を依頼する
8.国内出願に関し出願終了等の報告をする
9.国内出願に関し審査請求を催促する
10.国内出願に関し拒絶理由通知を報告する
11.国内出願に関し拒絶理由通知を報告する(その2)
12.国内出願に関し拒絶理由通知を報告する(その3)
13.国内出願に関し拒絶理由通知に応答したことを報告する
14.国内出願に関し拒絶査定を報告する
15.国内出願に関し特許料の納付を催促する
16.国内出願に関し審決を報告する
17.国内出願に関し追加料金について説明する
18.外国の企業に営業訪問を打診する
19.契約交渉において対案を示す
20.特許侵害の警告状を送る
21.外国から依頼の特許調査の報告をする
22.侵害の当否について意見を述べる
23.マドプロ出願の暫定的拒絶に対する応答を依頼する

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第3章 知財英語通信文に有用な短文例
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1.手紙の冒頭(付近)で使われる表現
2.手紙の末尾(付近)で使われる表現
3.手続の進行等に関連して使われる表現
4.放棄指示等で使われる表現
5.拒絶理由通知等のOffice Actionの報告に用いる表現
6.Office Actionに対する応答案等に用いる表現
7.手続きを進める際の見込、アドバイス、面接等に用いる表現
8.料金の支払、請求、見積等に関する表現
9.特許料・審査請求料の納付に関する表現
10.電子メールのやり取りにおいて使われる表現
11.謝罪、苦情等で使われる表現
12.リマインダーに関して使われる表現
13.不在、移転、休日、退社等の通知で使われる表現
14.技術ライセンス契約等の交渉で用いられる表現 
15.特許侵害交渉等で用いられる表現
16.調査・鑑定(見解書)に関連する表現
17.特許性/登録性の否定及びそれに対する反論に関する表現

参考文献

索 引
知財関連用語索引
知財関連イディオム索引

著者略歴

 bookinfo@chosakai.or.jp

 http://www.chosakai.or.jp/book/

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